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2013年3月 1日 (金)

リロ闘病記 最終章 (悪性リンパ腫)

 本日3月1日、午後7時40分

 リロは永眠いたしました。



夕方5時頃から、鼻呼吸から口呼吸へと変わり、苦しそうな表情が増えました。

最後の一時間は、両親、私に見守られ、赤ちゃんの時のような可愛い声を上げながら、家族一人ひとりをものすごく強い目力で見つめ、何度も私たちに腕を伸ばし、苦しさを痛みを訴えかけていました。

もう楽になって良いよ。と声を掛けても頑張り続けました。


事前に連絡を取っていた弟が早めに仕事を切り上げ、帰ってきたときは少し苦しさが楽になっている表情でした。

弟が荷物をおろし、床に座り、
『リロちゃん、帰ってきたよ』
と声を掛けた時、リロが弟に手を伸ばしたのです。
その手を握りしめた瞬間、時間にしてほんの10秒くらいだったでしょうか。


静かに呼吸がとまり、すーっと息を引き取りました。


母や父は気付かないほどあっという間の出来事でした。

弟は手を握った瞬間、何かか細い電流が走ったような衝撃を手に感じたようです。

私は腹式呼吸が出来なくなり、肺で呼吸していた胸が、風船の空気が抜けてしまったようにしぼんだ瞬間、リロが逝ったことに気づきました。

母にそれを告げてもなかなか信じられず、心臓に手をあて、抱きかかえ、まったく動いていないことがわかり、狼狽していました。


リロは弟の帰りを待って、家族全員そろったところで、やっと安心して息を引き取ることが出来たのだと感じています。

この光景を家族全員一生忘れることはできないと思います。
家族全員がリロを愛し、リロが家族全員を愛してくれたことが確信できる最期でした。


長い間、ブログを読んでくださったみなさま、ありがとうございます。

少し落ち着きましたら、この長いブログを書き続けた私の思いをまた書かせて頂きたいと思います。


追伸・リロへ

うちの子になってくれてどうもありがとう。
家族思いの優しい子に育ってくれてとても嬉しいです。

ペットショップでリロと兄弟の4匹の子猫の中から、一番先に一目惚れしたのが貴女でした。本当は元気で健康な状態でもっと一緒に仲良く過ごしたかったけれど、悪性リンパ腫という病気には勝てなかったね。気付いてあげることが遅れてごめんなさい。
それでもこの1ヶ月半、一緒に過ごせたこと心から感謝してます。

きっとリロはもっと家族と一緒に過ごしたかったのかもしれないね、
それを必死に訴えてていたのかもしれない。
でも苦痛から解放されて、これからはやすらかに穏やかに過ごしてください。
そして、私たち家族を見守っていてね。

本当にありがとう。

やさしい寝顔。もう苦しくないよね。
一番最後の一瞬、苦しまずに逝ってくれて、それだけが救いでした。
長いおやすみなさい、だね。

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