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2013年2月 8日 (金)

新たな病魔 (悪性リンパ腫)

本日リロの診察。

ここ2日の様子は? と先生に尋ねられ、真っ先にお腹のしこりのことを話しました。 念入りに触診。 検温。41℃   更に熱は上がっています。

触った感じからみて、手術をした小腸の接合部が悪性リンパ腫によって、再び膨れ上がった訳ではないとのこと。

(では、なんなの?心の中で期待と不安が過ります…)

恐らく、皮膚の直下の脂肪部分が感染症を起こし、腫れている可能性がある。確認するには注射器を患部に射し、内容物を病理検査することで、大体のことが分かりますが、やってみますか? と先生。

まず最初に頭に浮かんだのは「また麻酔?」の不安。

リロは麻酔に対してかなりの肉体的・精神的ストレスを感じる猫。出来れば麻酔は避けたい旨を伝えると、先生も同意。

獣看護師さん二人と私の三人がかりでリロを押さえ、内容物の抽出が始まりました。
太いシリンダーにドクドクと流れてくるのは練乳を濃くしたような色の大量の膿。

術後すぐの感染症や合併症であれば、もっと前に膿始めているはず。体内の何処かにあった細菌が、炎症を起こし大きな膿の袋を作ってしまったらしい。

けれど、先生も初めての経験らしく、かなり困惑している様子でした。 取り敢えず、30CCは採取出来たと思われる膿。

一度針が詰まり、もう一度針を交換して再度採取。反対側のお腹も念のためと、採取を試みるも出てくるのは、鮮血だけ。

かなり太目の針を何度もお腹に刺され、その度に鳴き声をあげながらも、暴れることもなく治療を受けるリロ。 本当に偉かったよ。

そのあとの説明では、このまま放っておけば膿が体内中に広がり、大規模な炎症を起こし、更なる高熱で衰弱死することは免れないこと。
それを回避するためには開腹手術を早急に行い、お腹の中の膿を全て洗い流さなければならないこと。

「開腹手術」 その言葉を聞いて、背筋が凍りつく私。

今日これから抜糸をしようとしている体にまたメスを入れなくてはならないなんて。
残酷すぎます。

この症状は悪性リンパ腫の仕業ではなく、また違った病状がリロに重大な症状をもたらしている。 悪性リンパ腫の治療より先に先手を打たなければ、悪性リンパ腫で宣告された余命より更に命が縮まる。と…。

外科的な治療を行わず、内科的治療(投薬)にした場合の具体的な命の期限は、あと一週間以内。

はっきり言って頭の中は真っ白になってしまいました。
手術をして助かるのなら、もう一度開腹する価値はあるのかもしれません。 でもリロには悪性リンパ腫という魔物がもう体の中に住み着いてしまっています。 やっと閉じたばかりのお腹を切っても、膿がでて炎症が治まるだけで、悪性リンパ腫は治らないのです。 どちらにせよ助からない命。

医師という立場上、どうにか最短で最善の方法で治療を進めたい。それはとてもよくわかります。

家族内で長い討論をし、抗がん剤治療もやめる決意をしたばかり。
なのに、また手術をするか否かの選択をすぐにしなければならない重責。

一度家族で話し合うと告げたものの、先生には 「昨日このしこりを見付けた段階で、悪性リンパ腫の再発ではないかと家族で話した時に、もうこれ以上、リロの体に傷をつけたり 苦しませる治療はやめようと決めたところでした」 と伝えると、先生も理解してくれたようでした。

今までの抗生剤では効いていない。それ以上強い薬はかなり飲ませにくい錠剤しかありませんでしたが、取り敢えずトライしてみます。とお薬を頂きました。

明日は、膿がたまって腫れ上がっている部分に直接皮下注射で何ヵ所も抗生剤を投与し、これ以上の炎症の範囲を抑えるという対処方法をとることになりました。 また痛い思いをさせてしまうけど、手術よりは辛くないから。我慢してね、リロ。

来週14日、バレンタインデーの日は父も私もそれぞれの持病の通院と検査があり、半日がかりの外出が免れません。 私の場合、主治医が月に1~2回しか来ないためどうしてもこの日の診療を外すわけにはいかないのです。

私の勝手な我が儘ですが、どうかリロがこの日まで元気で過ごしてほしい。 それ以上頑張れとは言わないよ。 リロの命が10歳で終わってしまう運命なら、それは受け入れます。

無理に薬や手術で延命させようとは思わない。

でも、最期は同じとき、同じ場所で過ごしたい。 神様でも、仏様でも、奇跡でも何でもいいから、だれか私の頼みをきいて欲しい。 最後の瞬間を家族みんなで見守りたい。 その願いだけ、叶えて欲しい。
悪性リンパ腫と、膿で体は辛いはずなのに、側に近づくとこんな風に甘えるリロ。

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今は同じ部屋にいても視界に誰もいないと探し回り、見付かるとほっとした表情でまた眠りにつきます。 10年過ごして初めてのリロとのツーショット camera 私以外カメラ使えない家族なので、殆んど私と動物の写真はありません。 私以外の家族との写真はいっぱいあるのに。

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無理に抱いたので嫌がっとりまーす でも、一枚位はあっても良いよね。 許してリロさん。 覚悟決まったと豪語したのに、まったく出来ていないワタクシでした。

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