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2013年2月28日 (木)

リロ闘病記⑫ (悪性リンパ腫)

本日で2月も終わり。

花粉はびゅんびゅん飛んでますが、雲ひとつない暖かい春の陽射しが射しこんで気持ちのいいお天気でした。

お陰様にて、今日もリロは生きています。

11月末頃はこんなにぷっくぷくの身体つきでした。

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しかし、今ではこんなに顔が三角になってしまいました。

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それでも、甘える姿。可愛いです。

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注・ここからはトイレネタなので、お食事中の方には大変申し訳ない内容となっております。


数日前からトイレに何度も這って行っては、身体の力が足りず用を足せずにその場にぐったりしてしまうことが続いていたリロ。

少ないながらも、食事を摂るようになってもう五日目。
排便をもよおすのですが、気張っても、踏ん張っても、筋肉という筋肉がなくなってしまっているので、排出させる力が足りないのです。

それでも残便感はあるので、自力で出そうと必死になってトイレ通い。
歩くのが大変なリロの為に、リビング中央の布団の横にトイレを設置したのですが、昨日から、昔から置いてあった洗面所まで歩いていくようになりました。

ちょっと焦った顔で私になにかを訴えます。
いつもの場所にトイレがないことに焦っている様子。急いでリビングから移動。
すると、すかさず中に入り、おしっこだけはスムーズにできました。

しかし、大きい方は何度チャレンジしても力尽き果ててしまうのです。

それを昨夜の2時まで繰り返していたのです。
私が寝る支度をはじめ、電気を消すと諦めたようにトイレから戻ってきました。
なんとも情けない顔で。


そんな様子を今日の診察で先生に伝えると、
『摘便しましょうか?』と。
それで少しでも気持ち悪さからくるトイレ通いが減ってくれるのであれば、とお願いしました。

『痛みがかなりありますか?』と聞くと、
リロちゃんの場合、浣腸しても出せないと思うので、嫌がる寸前のところまでやってみましょう。ということに。

摘便とは自力で排便が出来なくなった人や動物の肛門に直接指を入れて掻き出す医療行為。

『みょーん、みゃーん(*_*)』ともだえるような声を上げてはいましたが、かなり素早く何度も固まってしまった便を、見事にかなりの量出してくださいました。


恐らくスッキリしたのでしょう。
帰ってきてからは、無駄なトイレ通いがピタっと収まりました(●^o^●)
お気に入りの椅子の上でずっと横になっています。


衰弱は時間の経過とともに進んではいます。昨日3メートル歩けた体が、今日は1m。
今は50cm歩くと息が上がってしまいます。

しかし、今日のところ急変はなさそうだったので、毎年の面倒な手続き、確定申告の提出も済ますことができました。
気掛かりだったことをひとつ終え、一安心。


今夜も、同じ食卓で食事を摂ることが出来ました。

春らしい食材、新玉ねぎ・新じゃが・きぬさやがスーパーに並んだので≪肉じゃが≫と小松菜・油揚げの味噌汁が今夜のメニューです。

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明日は春一番の予報も…。


リロの体調はジェットコースターが急降下し始めているようにも感じられますが、少しだけでも春を一緒に過ごせて嬉しい気持ちでいっぱいです。
これからの一瞬一瞬を大事に過ごしていこうと思っています。


そして最後に望むこと…
苦しむことが出来るだけ少なく、家族に見守られながら、息を引き取ってくれたら…。
それだけが家族の願いです。

2013年2月27日 (水)

リロ闘病記⑪ 雛祭りまで… (悪性リンパ腫)

リロの悪性リンパ腫の疑いが出てきてから書き続けている、リロの闘病ブログ。
タイトルは異なりますが、気付けばもう24回目の投稿になりました。
リロのことばかりを綴る長いブログにお付き合いくださってる皆様、本当にありがとうございます<m(__)m>

手術後に膿が溜まるなど何度ももうダメかも…という危機に直面し、吐き続け、一切飲まず食わずになった期間も長くあり、これでリロのブログを書くのは最後になるのかな…と思ったことも何度もありました。
ここまで書き続けることが出来たのは、リロが頑張って生きていてくれていることだと…そうご理解頂ければ幸いです。

本日、ステロイド投与8日目。
通常1週間で効果がなくなるといわれていますが、物凄く衰弱しきった身体ながらも、一日に何度か少量ずつ餌を食べ、何度も倒れながらもトイレに行き、家族の愛情を一身に受けながら、そして我儘も出しつつ、生きています。

食事を摂れるようになって4日目になりますが、この食事が摂れるようになった辺りから、1階の赤ちゃんの時から過ごしていたリビングでずっと過ごしたいと要求するようになりました。
ギャングのようなうるさいタムと一緒でも、耳が遠い父がみる音が大き目のテレビがついていようと平気なようです。
とにかく家族と一緒にいたい。それが見て取れます。

椅子の上がお気に入りでそこで眠って(横になって)いるのですが、母と私が視界からいなくなると、後ろ足に続き前足の筋肉もなくなってしまったヨロヨロの身体で、胴体からドスンと椅子から落ち、私たちを探しに這って歩いてきます。

危ないからと何度か2階の部屋に戻したのですが、やはりどうしても下の部屋に行きたいようで、階段の前まで歩き、横たわってしまいます。

嘔吐も止まり、食欲も見せるようになったのですが、体力はほとんどありません。
3メートル歩くと息が上がり、うずくまってしまうのです。


最後の我儘は全て聞き入れる!!!!
と、リロの生活スペースを1階のリビングに移動しました。
私と母の布団も含めて(笑)

特にトイレの後は力尽きてしまうので、トイレの中でうずくまっていたり、半分だけ体を出した状態で倒れ込んだりしています。

家の中にあるすべての座布団とクッションをフローリングの床に敷き、リロが落下しても、どこで寝ても大丈夫なように家具の模様替えもしました。

父もいるし、眠っているようだし、ほんの数メートルもないから大丈夫だろうと、母と二人で台所仕事をしているといつの間にか、私たちの足元で寝そべっているのです。なので台所にも座布団が敷いてあります。
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こんな感じで、家事が終わるのを待っているのです(*^_^*)


昨日は、リロに見守られながら、チキンソテーを作りました。

両親用には、ニンニク醤油。

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私はレモンと白ワインのソース、香草焼き。

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近くの安値スーパーOKで買ってきた霧島鶏の胸肉ですが、胸なのにジューシーで柔らかいのです!
父が糖尿病なので、脂身の多いもも肉は控えているのですが、霧島鶏だと、もも肉に負けない旨味です。


同じ食卓でリロは缶詰とカリカリ、鰹節をすこーし食べましたヽ(^o^)丿

同じ食卓で食べられる食事。
こんな日が一日でも長く続いてくれたら…と思うのですが、衰弱は時間を追うごとに進んでいます。

今は一瞬一瞬が大事で愛しくキラキラした時間に感じられます。
やせっぽちで、見るからに病気の末期がんの猫がこんなに可愛く愛しく感じられるようになるとは、飼いはじめたときには全く思っていませんでした。


昨夜、私がお風呂から出てきたドアの音に気付いたリロはよろけながら歩いてお風呂場まで命がけで突進。
力がないので、止まることもできなくなり、お風呂のタライに浸かってしまう惨事がありました(苦笑)
びしょ濡れになりながらも抱きかかえると嬉しそうに喉を鳴らします。

これだけ想って貰えたことが嬉しくて、私も離れたくなくなってしまうのです。


今月末まで生きれば、悪性リンパ腫末期、転移ありの猫ちゃんにしては大往生。
と、言われた2月が明日で終わります。
そこまで頑張ってくれているリロに、先生に、家族のみんなに感謝しています。


先生曰く、リロちゃんは女の子だから、3月3日の雛祭りの日まで、苦痛なく生きてくれたら嬉しいんだけどな…と。余命目標が延びました(笑)
私もひそかに願っています。

2013年2月25日 (月)

リロ闘病記⑩ 忘れかけていた頃に… (悪性リンパ腫)

リロのステロイド投与本日で六日目。

脱水症状回避の100CCのみの輸液と吐き気止めの注射がここ三日間続いています。

一昨日の夜から効果が出始め、嘔吐が止まり、栄養補給と言えるほどの分量には程遠いですが、一日に三回ほどすこーしずつ餌も食べてくれるようになりました。

餌を食べたこと、吐かなかったことを伝えた時の先生の喜びっぷりは家族以上。

延命は無理だとしても、最後に苦痛を取り除き、美味しい餌を食べ、家族と和やかな時間を過ごしてほしい。と言う先生の強い願いがリロにも届いたのです(*^^*)

今日は、鰹節、缶詰の他に、小さい粒のカリカリを5粒(笑)

そして、最中の栗餡の中の白餡(^.^)

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私の好物でもある紀ノ国屋のでっかい四角の最中。つぶ餡にぎゅうひが入ったものと、栗餡の二種類。
ちなみに私は栗餡が好み。
町田駅に出た時は、東急で家族分それぞれバラで買ってくるのです。
お手頃価格な割に、最中生地もサクサクふわふわで餡も甘過ぎず、固すぎず。

これ、リロの好物でもあります。

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栗の粒以外の柔らかい餡をペロペロとかなり食べてくれました。

そして、昨日一番嬉しかったのは…

そろそろ始めないとと取り掛かり始めた確定申告。
必要書類を引っ張り出し、仕分けをしながらリロ&母の布団の上に並べていると、いつの間にか眠っていたはずのリロが起き出し、私と母の間を割り、書類の上にドスンっ。と座りました。

まさにドヤ顔で(笑)

元気だった頃のリロは正に姫状態の我が儘小娘で、自分が話題の中心にいないとヒステリックになったり、人間の行動を邪魔するのがお決まりの猫だったのです。

新聞を読んでいると、その上にドッカリ座る。

無視していると口で新聞でも、袋でも噛みちぎる(笑)

昨日の行動は正に病気前のリロが戻ってきたような、忘れかけていたことを思い出させてくれるとても可愛い行為でした。


重度の痛みや高熱があって、筋力も衰え、吐き気続きでは、我が儘も出せません。
我が儘が出る位、一時的に元気な素振りを見せてくれるようになったことは、先生や家族が喜ぶことは勿論ですが、きっとリロ自身も幸せなはず。

ステロイドの効果が切れるのはもう間もなく。

その後、急降下するように体調が悪くなることは目に見えています。
それでも苦しいまま逝ってしまうより、少しでも好きなモノを食べ、我が儘振りを発揮出来ることは、リロにとっても嬉しい思いが残るのではないかと信じたいです。

リロが安定した体調で過ごしてくれていると、家族の笑顔も増え、時間的にも精神的にも余裕が出てきます。

今日はビールのつまみにも合う、新ジャガと絹さや、その他野菜たっぷりの「ジャーマンポテト炒め」を作りました。

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リロ含め家族が集う食卓。

一日でも長く続くことを願って…

2013年2月24日 (日)

リロ闘病記⑨ 食べた! (悪性リンパ腫)

先程の記事に、飲まず食わずになって8日目と書いた矢先。

いつもは夜中の1時を回った頃挨拶をしにきたかのように、下の部屋にやって来るリロは、今夜に限って、10時位からリビングに降りてきました。 体の長いリロが寝そべるにはちょっと小さい椅子。 いつも縮こまっているので、疲れるだろうと、30分位で二階に抱っこして戻します。

しかし、今日は素直に横にならず、下の部屋に行きたいと何度もドアの前に。 終いには渾身の力で絨毯を掻きむしる始末。

ほぼ24時間リロと一緒に過ごしている母は、辛そうな時も、吐き気をもよおし苦しそうにしている姿も日に日に衰弱する姿もずーっと見続けています。
もう、長くはないと覚悟を決めた時辺りから相思相愛のリロを想う気持ちが強くなりすぎて、少し精神的に参っている様子。

どうしても疲れて起きていられないからと、リロの付き添いを私が頼まれました。 一階の部屋で。

暫くは椅子の上でおとなしくしていたリロですが、おもむろに椅子から飛び下り、着地失敗(;´д`)
後ろ足の筋肉が特に弱く、着地やジャンプが出来ないのです。
その後、違う椅子にジャンプをチャレンジ。でも失敗。
抱き上げて椅子に乗せると、その先のテーブルの上に上り、大好物の鰹節が入った容器の前で、私を見つめます。

いつも、気持ちが悪いことを解消するために何か口にしては吐く。という行動を繰り返していたので、与えようかどうか一瞬迷いました。
でももし吐いてしまったとしても、好きなモノを食べさせてやりたい。と、餌皿に先日友人から頂いた鰹節を一袋入れてやると、物凄い勢いで食べ始めたのです。
しかも半袋分くらい。

その後吐いてしまうかも知れないと、雑巾やタムのオシッコシートを床に敷いて、準備も万端。

見てる限りでは、余り気持ち悪そうにみえなかったので、この部屋から出たいとアピールするまでの今夜は長期戦。と腹を括り、私もちょっと腹ごしらえ(これをやっちゃうんで結構大変な生活な割に痩せないのであります・苦笑) バンプキンスープを温めていたら、背後から強い眼差し!

リロが何かを食べたそうな顔をしてこちらを見ていました。

吐くなら吐いても良い。 要求を叶えてやりたい気持ちの方が、私の中で上回りました。

缶詰を持って来ると目がまんまる。

ちょっとはしたないのですが、缶詰から直接食べるのが好きなリロ。
蓋を開けて、口元にもっていくと美味しそうにスープを舐めています。 フレーク状の塊は食べられませんでしたが、缶詰内のスープは見事に飲み干しました。

そして半月振り位に毛繕いを始めたのです。

食べたものに満足した時にしかしなかった毛繕い。
顔も洗いたい様子でしたが、後ろ足で体を支えられないので、よろけてしまいます。
お尻の部分を両手でしっかり支えて、ほんの2~3回でしたが、前足を使って顔も洗えました(*^^*)


人間も美味しいモノを食べれば幸せな気分になれます。
食べたいものだったらより満足感も大きいはず。

リロにとって、9日振りのご飯が幸せなひとときとなってくれたら、この上ない喜びです。

心配していた嘔吐ですが、食べてから一時間以上経った今でも落ち着いた様子で椅子の上で眠っています。

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やっと落ち着いたところを動かすのも可哀想な気がして、私の睡魔の限界が来るまで一緒の空間で過ごしたいと思います。

ステロイドの効果大とは言え、ホントに頑張ってます、リロちゃん。
いとおしさ倍増です。

2013年2月23日 (土)

リロ闘病記⑧ (悪性リンパ腫)

リロの病気発覚から33日目

手術から30日目

感染症による腹部の膿発覚から毎日連日の通院による抗生剤投与から17日目

飲まず食わずになってから8日目

ポッチャリ体型で6、7キロあった体重が今では日毎に100グラム以上減り、4、3キロまで落ちました。
体長が長い猫なので、4キロちょっとでも骨と皮だけに。

癌特有の痩せ方で、脂肪と筋肉が一気に落ちるため、トイレも両側から支えてあげないと、ヨロヨロと崩れ落ちてしまいます。
それでも自力でトイレに行き、終わったあとは疲れきった様子でその場にグタっと倒れこんでしまいます。

ステロイド投与効果で少し食欲をみせても、缶詰の液体を一舐めしただけで吐いてしまう。

最近では常に口から泡を吹くようになってきました。

一般論的には飲まず食わずが一週間続くと、その辺りが命の灯火が消える目安と言われています。先生からも同じことを言われていました。

でも、もうその一週間を過ぎてもリロは頑張って生きています。

ここ数日の行動は、日中は人を避けるように、体が楽になる場所を探すかのように部屋の片隅でうずくまっています。 時々、吐いてしまうことも。 そして体調が落ち着いたのか、寂しくなったのか…暫くすると、母のいる布団の上に戻ってきます。終始、眠れては居ないようで、あちこち場所を変えながら。

10年間ほぼ毎日朝から晩まで一緒に過ごしてきた母といることがリロにとっても一番心地よいだろうと、私は食事作り、通院、買い物、掃除を中心とした家事に徹しています。
母の食事もリクエストを聞いて作り、二階の部屋まで運んで。
いつ何があっても良いように、リロと離れることはない体制が自然に出来上がってしまいました。母がトイレやお風呂に行くときは私と交替。

父は、タムの散歩や洗濯物、食事の後片付けなどを中心にサポートにまわってくれています。

近所に引っ越した弟も毎日様子を見に顔を出し、休みの土日はタムの散歩にいってくれています。 今、我が家ではすべてがリロを中心に回っているのです。

家族皆がリロを気遣い、優しい言葉を掛けることがリロに通じているのか、この3~4日はヘロヘロの体の全力を振り絞って、下のリビングに行きたがるようになってきました。

そして、部屋の真ん中の椅子の上で30分ほど家族と過ごします。

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ちょうど食事をしていた時、匂いに釣られてか、リロも食べたそうな顔をしたので、一番好きな缶詰を開けてやったときの画像。

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結局、何も食べられなかったけどね。


夜も1時を過ぎたころ、まるで挨拶をしにきたかのように必ず下の部屋にやって来ます。

撫でられて喉を鳴らして、直ぐにグッタリしてしまうのだけど、その時間に降りてきた時には熟睡していたタムも必ず起きて顔を出すのです。
そして匂いを嗅ぎ合い、鼻と鼻でキスをする(*^^*)本当に微笑ましい光景。

抱き抱えて二階の部屋まで連れて行くときは喉を鳴らし、布団に下ろすと崩れ落ちるように倒れ、苦しそうに荒い息遣い。

そこまで家族に愛情を伝えてくれなくても、もう頑張らなくて良いよ。
最近はこの言葉が家族みんなの口癖のようになってしまいました。


リロの生きることへの頑張りと言うか執着とも言える生命力に先生も驚いてました。

対処療法しかしていないリロちゃんが、これだけ頑張れるのは家族と一緒にいたい。 その気持ちだけで、命が繋がってるとしかいいようがないです。

家族の皆さんのリロちゃんへの愛情が伝わっているからまだ生きたいと頑張ってるんです。
これだけの衰弱と癌の進行でいつ逝ってもおかしくない状態。

だから、出来るだけ声を掛けて、出来るだけ触って、抱き締めてあげてください。

見ているのが辛くなるほど、苦しそうに痛そうにしている姿と、全身全霊を込めて甘える姿のギャップが余りに大きすぎて、どう最期を迎えてあげたら良いのか、混乱しそうになることもあります。

病気が発覚した時、命が助からないと知った時、出来るだけ楽に苦痛や痛みなく、早く逝かせてやりたいと家族みんな思っていました。

ある程度治療しても苦痛が軽減されないのなら、安楽死をさせてやるほうがリロにとっても幸せだと思っていたのです。

でも、この1ヶ月余り、リロの姿を見ていると余り健気で可愛くて、家族に全幅の信頼を寄せてくれている行動を見ると、安易に安楽死の選択はできなくなってしまいました。

命と向き合うと、こんなに気持ちが変わるものかと驚いています。

これからの数日がリロと家族の最後のコミュニケーションを図れる貴重な日々になると思います。 出来るだけ穏やかな時間を過ごしたいです。

2013年2月20日 (水)

リロ闘病記⑦ (悪性リンパ腫)

日毎に体力が落ち続けるリロ。


飲まず食わずになってからもう5日目。
自分の顔を支えることもできないくらい、ぐったりとした表情が続きます。


今日の診察では、ほとんど筋肉が落ち、自力で動くこともしんどく辛そうな状態になってきたことから、最期の緩和ケアの砦であるステロイド投与の治療が始まりました。


健康でまだまだ長生きする人間や動物に対してのステロイド治療は副作用もかなり強いため、使用量、使い方などを考慮した上で、使用しなければなりませんが、リロの場合、もう残された命の灯火はあと僅かと先生も見極めたのでしょう。

特に全身の癌である悪性リンパ腫にとって効果の高い薬で、体中の痛み、倦怠感なども緩和。精神的な部分にも作用し、元気さを取り戻す場合や食欲が戻る効果も期待できます。

長期的投与は、ホルモンバランス、骨密度、後のうつ状態、筋力等の低下など重篤な副作用をもたらしますが、リロにとっては、悲しいがな長くない命。その心配をするより、今の苦痛を和らげることが最優先です。

そしてこのステロイド以外に他の方法はもうなくなってしまったのが現状です。


毎日の嘔吐、それに伴う体力低下、動けないほどの脱力感、食欲不振、体重減少と癌特有の痩せ方(脂肪と筋肉が一気に落ちる)を少しでも緩和させるため、ステロイド投与に踏み切ることを家族も承諾しました。


抗がん剤と併用することの多いステロイドですが、リロの場合、抗がん剤治療は受けないことにしているため、これが最後の緩和治療となります。


体力が落ち切っているリロにとって、初めての薬は何かしらの体調の異変が起こります。
今日も帰ってきた途端、苦しそうに吐いてしまいました。

それでもタムと母や私が玄関に出ると、ギリギリの体力を振り絞って、外まで出てきます。
そしてバタっと石畳の上に倒れ込みます。
そんな思いまでしても家族の傍に居たいようです。
部屋に抱っこして連れて行くと、ゴロゴロと喉を鳴らし、お腹を出して甘えてきます。


2月いっぱいまで生きられれば、今のリロちゃんにとっては十分頑張ったといえるでしょう。
と先日先生に言われた言葉がよみがえります。
2月が終わるまであと約1週間。
ステロイドの効果が少しでも出て、痛みや苦痛が軽減されることを願い続けます。

2013年2月19日 (火)

野菜たくさんパスタ&うどん・・・そしてリロ (悪性リンパ腫)

輸液治療をなくしたことによって、体調の変動が少し治まったリロ。


飲まず食わずが続き、体温も上昇気味でぐったりはしていますが、見守る家族の覚悟が出来たこと、そして辛そうな行動が減ってきたことで、昨日&今日は少し落ち着いた日々を過ごしています。

相変わらず、夜中の嘔吐は続きますが、一日中よりは見ている方も、リロ自身も少しは楽な様子。


人間も少しはまともな食生活を送らないと、これからのリロの病魔との闘いに負けてしまいそうなので、久しぶりに自分の食べたいものを作りました。


ブログ等でもよく出てくる、私特製トマトソース仕立てのナポリタン。
私も家族も大好物なのです。


昨日は自分の花粉症対策の為、リロの病院の後、私も病院に行ってきたので、帰りに買い物もして。


冷蔵庫に買いだめしたあった山ほどの野菜を使い切る勢いで(笑)ソース作り。

豚肉ロース
ソーセージ
玉ねぎ
人参
ピーマン
ナス
シメジ
椎茸
エリンギ
スナップエンドウ
が今日の材料。
具材をオリーブオイルで全て炒めた後に、野菜とお肉から出る水分と多目の白ワインで15分程煮込むのが私流。

トマトのホール缶とブイヨン、コンソメ、ハーブ、塩コショウで味付け、少し煮込んでから、火を止めて冷まし、味を馴染ませてソースの出来上がり。

ナポリタンなので、少しケチャップとお砂糖で酸味をマイルドにします。

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最後にチーズを入れてソースに絡ませ出来上がり。超具だくさんパスタです。とろみのあるソースなので、アツアツで食べると体の芯まで温まります。

昨日は、久しぶりに仕事帰りの弟も呼んで、時間はバラバラですが、家族で同じモノを食べました。



今日は昼前から雪がちらつき、底冷えする寒さだったので、ランチはご飯&納豆メニューから急きょ饂飩に変更。

小松菜
椎茸
シメジ
白ネギ
お揚げ
半熟卵
が今日の具材でございます。
ちょっと濃いめの関東風出汁。

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昨日&今日で不足しがちだった野菜も十分摂れました。

やっぱりちょっと手間がかかっても、自分好みの自分で作ったおうちごはんは美味しい(●^o^●)


昼ごはんを作っている間、病院から帰ってきたリロは、1階リビングの父がいつも座る椅子の上でずいぶん長い時間寝てくれていました。

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今まで、リレーのように、同じ食事も別々に食べていた家族でしたが(2階でのリロの監視と片づけ等役割分担があるため)久しぶりに家族3人とリロを交えての食卓。
当たり前の幸せがとても貴重に感じられるひとときでした。


片づけとタムのごはん作りが終わるまで大人しくしていてくれたリロ。
私と母の用事が終わると、
『2階にいきたいの』というまなざしで階段の下で待っています(笑)

抱っこしてつれていくと、
『あ~これアタシの布団、シアワセ幸せ♪お母さんもいるし、おねえちゃんもいるし(*^_^*)』
ってな顔でこっちを見つめます。

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何度もハラハラドキドキ心臓が止まるような思いもさせられたけど、まだまだ元気なお顔です。
これから毎日衰弱は進んでいくだろうと覚悟はしてますが、この可愛い顔を一瞬でも見られる限り、頑張って行こうと思います。


4時からは今度はタムを連れて病院へ行ってきます。
耳の中が炎症を起こして、目の周りにイボのようなものが増えてきてしまっているのです。
毎日欠かさず、ブラッシングと耳掃除はしているのですが、耳の炎症は治りそうもないので…
リロばかりに気持ちが集中して、タムを放っておくのは忍びないので、ちゃんと診てもらってきます。

雪、大丈夫かな~。

2013年2月18日 (月)

リロ闘病記⑥ (悪性リンパ腫)

昨日、一昨日の2日間はリロにとっても、見守る私達にとっても、かなりつらく、壮絶な長い2日間でした。

一昨日は夜中に吐くこと6回。

リロが落ち着いて眠る事が出来ず、部屋の至るところに身体を横たえ、数十分もするとまた移動するので、広いスペースがあった方が良いだろうと、母にリロを任せ、私は母の寝室でノン&シロと寝ることに決めました。

しかし、なかなか寝付けない私。

3時頃、2階の様子を見に行くと、電気もつき、ガサガサと物音。

何度も何度もリロが吐いてしまい、その片付けをしながら、リロの様子を見つめる母がいました。 手伝っている間にも吐いてしまうリロ。

水も餌も一切食べられなくなり、胃の中には何も入っていないはずなのに、大量の水分(胃液)が出ます。

その後グッタリ横たわってもまた気持ちが悪くなるようで、結局朝まで眠る事が出来ないようでした。

昨日は本来休診日のところを、特別診察して下さったので、脱水症状を起こさないように輸液と、抗生剤、吐き気止めを打って帰ってきました。

いつもは、吐き気止めの効果が切れる夜から明け方にかけて吐くことが多いリロですが、昨日はお昼前から吐き続けます。

そして、6日振りに排便も。
筋肉も痩せ細り、下半身に力が入らないため、何度も何度もトイレを出たり入ったり。ようやく出たときには、バタっと倒れ混むように横になりました。
それでも残便感があるようで、フラフラの身体でトイレに行きます。

見ている方が苦しくなるほどです。

その後、横になっても深い眠りにつくことはできないリロ。

夜になるとより辛そうで、横たえた身体で、目を見開いて白眼をむき出し、痙攣を何度も起こします。 瞳孔も開き気味。 「リロ、リロ」 と声を掛けると、骨ばった身体を起こし、また吐きます。

呼吸も速くなり、苦しさの表情いっぱい。

この苦しさをもう取り除いてやることは出来ないのか、もう少し一緒に過ごしていくべきなのか、それとも静かに逝かせてやる方が良いのか… 何がリロにとって一番良い方法なのか、話し合いを続けても答えは出せません。

散々、吐き続けたあと、母と頭を撫でてやると二日振りにお腹を出し、ゴロゴロと喉を鳴らしました。

彼女なりの精一杯の愛情表現です。


苦しい顔しか見せないのなら、静かに逝かせてやりたい。とも思います。
でも、こうやって甘える素振りを見せると、その決断はできなくなります。
では、どこまでこの苦しむ状態を我慢させなければならないか。
考えても考えても答えは出せません。


今日診察に行って、先生に容態を話すと、脱水症状を防ぐための輸液の量がリロにとっては多かったため、吐く症状が増えたのではないか。とのことでした。

過敏体質なので、先生も手探りの治療です。 それでもリロが少しでも楽になるよう、毎日の状態を診て治療を変えて下さいます。
今は脱水症状は治まっているので今日は輸液を入れず、様子をみることに。


母と父と3人で診察にいったのですが、最期を見極めるタイミング、何がこの子にとって一番良い方法なのかを相談してきました。


命の灯火を消してしまうことはいつでも出来るけれど、消えた命を戻すことは出来ない。 そのタイミングをぼくが決める分けにはいきません。

可愛い表情をみて、まだもう少し一緒に頑張っていきたいという気持ちが少しでもご家族に残っているのなら、命を早めることは絶対に必ず後悔します。

心に深い傷を残します。

看ている方は辛いかもしれないけれど、まだリロちゃんには体力が残っています。 反応もするし、自力でトイレもいく。

残りのろうそくは少しずつ短くなっているけれど、まだ燃え尽きてはいませんよ。


その言葉を聞いて、私達家族はリロが辛さと苦しさを抱えながらも生きる気力が消えてしまうときがくるまで、向き合って行こうと決めました。
これからの日々は相当辛くなりそうですが、一番辛いのはリロだと、心に言い聞かせて、寄り添って行きたいと思っています。

それが正しいのか分からないですが…

2013年2月16日 (土)

サプライズプレゼント♪♪ (悪性リンパ腫)

今朝、朝イチで宅配便が届きました。

差出人は私の友人で釣り仲間でもあるアンジーさんから。

良くお互いの愛犬、愛猫の話をするお友達でもあります。

中を開けてみるとふたつの包み。

ひとつはリロ宛にアンジーさんの愛犬のノエル&チャーくんから

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リロに元気になって!とたくさんのフード。

早速、ロイヤルカナンを開けてみました。 ほんの一舐めですが、食べてくれました cat

ありがとう、ノエル&チャーくんdog

そしてもうひとつは私への友チョコheart

チョコ食べたかったので、後でコーヒーと一緒に頂きます!

これから病院にいくリロは、ちょっとびくびくした様子でおやすみ中

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痛い治療がないと良いね。 今日はリロの帰りをお家で待ってるよ!

アンジーさま、サプライズプレゼントありがとうございます。とても嬉しかったです(*^^*)

2013年2月15日 (金)

リロ闘病記⑤~見守る家族~ (悪性リンパ腫)

昨日・一昨日の穏やかな体調とは一変。

昨晩は2度、激しく吐き、今日の通院での検温では7分も熱が上がったリロ。
餌を食べたがっても殆ど喉を通らず、横になっている時間が増えてくる。

今日の診察は午前中最後の患者がリロということもあり、先生とゆっくり話をすることが出来た。

食欲がないこと、吐いてしまうことは、悪性リンパ腫の影響も大きいこと。
無理矢理体に管を通して栄養を取り込むこともできなくはないが、それをすることが果たして、リロにとって望む治療か…
もともと延命治療はせず苦痛を取り除く最低限の治療に切り替えた段階で、延命的な処置をすること自体、矛盾が生じる。


そして、先生が一番心配してくれたのは、リロを面倒みる家族のこと。


最初に悪性リンパ腫の疑いが出てからかれこれ4週間近くの月日が経った。
その間、ほぼ毎日、病院に通院。リロにとってつらい治療も全て私が立ち会った。

悪性リンパ腫の手術をするか否か、抗がん剤治療を受けるか、感染症になった時、再開腹手術を受けるか…大きな3つの決断も全て選択を迫られたのは病院に連れて行く私。

そして、24時間体制で母と私でリロを観察している。

リロを看ていること自体は全く辛くない。
出来る限るのことをしてあげたいと心から思う。

でも、その月日が長くなればなるほど、看護する家族側の肉体的・精神的負担が大きくなることを指摘された。

母っ子であるリロは家の中では母に甘えることが多いため、実際の面倒は母が看ることが多い。

『でも、毎日の通院、大きな決断、日々の治療方針のイニシアチブをとっているのは、お姉さんです。リロちゃんの状態は一進一退ですが、出来れば、苦しむことのない状態で2月を超すことを望みたい。それまでにはまだ2週間。このままのめり込むように毎日連日、リロちゃんに向き合っていると、そのあと、心も身体もボロボロになってしまいます。それが心配です。

どんなに頑張っても、治る命ではない。
だから、週に1度でもリロちゃんのことを頭から切り離して、気分転換する時間も必要です。』


私自身が一番心配していることをズバリ指摘されてしまった。

長い看護生活に疲れ果てて、途中で治療が出来なくなる家族もいるという。
我が家は幸い、みんながみんなを気遣い助けてくれる。だからリロ最優先で、生活がまわる。

でも、たまに体が悲鳴をあげることもある。
最期の最期まで同じ状態でリロを面倒みるには、面倒見る側のコンディションも保たなくなくてはならない。
分かってはいても、頭から切り離せなくなる、これが私の最大の欠点。
異常に気分転換が下手くそなのだ。


そして、先生に言った。
リロが死んだ時、あの時もっとああしてやれば良かった、こうしてやれば良かった、と後悔しないための自分自身の保身でもあります。と。

全身全霊でリロに向き合って、最期まで頑張れば、失った後のさみしさや、喪失感が少しでも軽減されるのでは…と、自分なりに考えた上で、とにかく頑張らなくては。目をそらさなうにしなくては…と思って今日まで過ごしてきたこと。


『もう十分、頑張ってますよ』


先生に言われた一言で、じわーっと涙があふれた。

きっと、沢山のペットと飼う家族と向き合ってきた先生だからこそ、いろいろなケースを見て感じる思いがあるのだろう。

私のココロの中が見透かされているようで、恥ずかしくもあったが、わかってもらえたことでとても気持ちが楽になった。
下手なカウンセラーよりずっしり心に響く言葉だった。


明日のリロの通院は母に任せて、何も用事のない日を作ろうと思う。
そしてまた明後日から、リロと一緒に頑張ることに決めた。


さっきレンタルビデオも借りてきた。
ビール&ポテチも(笑)

ささやかな休息。

先生ありがとうございます。

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2013年2月14日 (木)

*・・バレンタインデー②・・* (悪性リンパ腫)

いつもより二時間近く早く家を出て、リロの診察に間に合うようにと、自分の病院に早めに到着。

所用を済ませた後、病院の受付をしたのが予約の一時間前。

大学病院は同じ時間に数人の患者さんを詰め込み予約するので、同じ時間でも一番に受付をしてもらえば、少しは早く診て貰えるだろう…という作戦。

作戦通り、いつもの一時間以上早く診察も終わり、処方箋も待つことなく頂いて(*^^*)

とにかく家路に向かうことを最優先に、予め頼んであった相方さまと待ち合わせをして、町田方面まで、高速飛ばして頂きました。

車中での話題は殆んどリロ。 相方さまも動物好きなのです。

私が今殆んどリロに付きっきりの生活をしているので、毎日電話でリロの様子を報告してます。

私の病院が予想以上に早く終わったこと、朝から何も食べてなかったこともあり、家に近いファミレス系イタリアンで、パスタをrestaurant

時計とにらめっこでかっ込む二人。
最近早食い癖がついてしまいました(((^^;)
ここのところスーパーの駄菓子系SweetSしか食べてなかったので、帰りにひっさびさのミスドへ寄り道。
たまに食べたくなるのです、マックやらミスドやら。

当然、ドーナツが今年のバレンタインに(笑) お持ち帰りで相方さま分と家族分を。


帰ってすぐ、リロの病院にいくと、ひさしぶりに嬉しい報告。

膿の病理結果が出て、今打っている抗生剤がリロに好反応を示す結果となり、膿もかなり減って、熱も38、9℃まで下がってきましたd=(^o^)=b 今日辺りがヤマかな… と言われていたリロの命。

毎日膿抜きと、抗生剤のお陰でかなり安定した状態になりました! とは言え殆んど餌も食べられなくなり、悪性リンパ腫も再発しているので、油断は出来ない身体ではあるものの、一時的にでもリロが楽に過ごせる時間が増えたと思うと嬉しくてなりません。

とても悲しいバレンタインを過ごさなくてはならないかと不安で堪らなかったのですが、神様がリロにもう少し家族と過ごせる日々を与えてくれたようです。

今日は膿を抜く処置も無かったので、帰ってきてからも比較的すぐ落ち着いた様子で寝てるリロ。 最近はテレビ台にしているちゃぶ台の下がお気に入り

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吐き気止めでちょっとグッタリはしてますが、お目目キョロキョロ。

可愛らしい仕草健在です。

リロ、家族にとって嬉しいバレンタインプレゼントをありがとう。 もうちょっと一緒に頑張ろうね。

*・・バレンタインデー・・* (悪性リンパ腫)

本日2月14日バレンタイン♪♪

例年は、相方さま、そして父と弟に基本的には「自分が食べたいもの」をチョイスして、プレゼントしておりました。 (どうせ一緒に食べるので、私好みという私本意なセレクトです)scissors

しかしながら今年はリロの一大事。 現実的なところでは医療費もかなり嵩んできましたし、バレンタインをHAPPYに過ごす気分にはなかなかなれないのが現状。

今年はワタシからのバレンタインのプレゼントはなしでごわす。すんません、皆様( ̄▽ ̄;)。

そして今日は午前中は父が大学病院で検査と診察。 私が午後から別の大学病院で検査と診察。
いつもリロを病院に連れていく二人が長い時間家を空けなければならない日でもあります。

お陰さまで、休診日も特別に診てくれる担当の先生、 イヤイヤながらも半分諦めて毎日の通院で注射と膿抜きの治療を受けてくれるリロの頑張りによって、今日のリロは安定した体調。

私が病院から帰ってくるまで取り敢えず大きな急変はなさそうです。

一時は今日辺りがリロの体力の限界ではないか…と、先生も私達家族も思っていました。 でも、どうにか、生きる気力が尽きることなくバレンタインデー今日を迎えることができました。

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最近は良く甘え、私の腕を正に腕枕にして寝たりしてます(*^^*) リロからの最高のバレンタイン。 夕方帰って病院に連れていくまで、元気にしていてね。 皆様にとっても素敵なバレンタインデーを heartheart

2013年2月12日 (火)

リロ闘病記④ (悪性リンパ腫)

昨日、通院後、8時間ほど部屋の片隅で震えながらうずくまっていたのは、やはり吐き気止めの副作用でした。

一時はこのままダメかも…と不安が過りましたが、夜になると顔つきも元気になり、少量ですが自分で餌を食べに行きました。 夜中の2時だったので、付き合ってる私は睡魔との闘いでしたが(笑)

新しく開発された新薬で、殆んど副作用は出ない薬とされていますが、もともと神経質であるリロの場合、どうしても脳に作用する吐き気止めは身体がフラフラとしたり、他の猫ちゃんよりも強く副作用がでてしまうようでした。

実は私も殆んど副作用が出ないと言われる薬でも必ずと言って良いほど出てしまう過敏体質。

もともとの性格も気質も、犬よりは猫っぽい「気まぐれ」「神経質」「束縛嫌い」「我が儘」リロにソックリ( ̄▽ ̄;)

一応人間であり、40歳の大人なので、理性で抑えることを学習してはいるつもりですが、つくづく、リロと私は良く似てるなー(((^^;)と思うことがあります。

あまりに似ているので、そこが嫌で一時は飼い主に従順な犬のタムを可愛がってしまっていた時期もありました。もともとリロは母っ子でしたし。

でも、リロにとっての一大事が起きた時、分かりづらいながらもリロの心理を一番最初に読み取れるのは私のような気がします。 何故なら、本質がソックリだから(笑)

今日、病院の先生からも愛玩動物の中で一番ココロが読めない動物は猫です。
と言われてきました。

犬は人間に近い感情や動きをすること。飼い主の命令に従うことが喜びでもあるので、深く深層心理を探らなくても、比較的何を考え、何を欲しているのか分かりやすいそうです。

昨日、吐き気止めの注射の副作用が辛そうだったので、今日はどうするかと相談した結果、リロにソックリな私だったら、1日に何度も何度も吐くよりも、部屋でじっとして吐き気がでない方を選びます。 と、先生に伝え、先生も同意。

昨日の半量の吐き気止めを皮下注射して貰いました(笑)

相変わらず、膿は大量に溜まっており、今日はかなりの出血が伴いました。 処置をしようとシリンダーの器具を用意した途端、リロが先生に向かって「シャーっ(怒)」と威嚇ポーズ2回。 でも普段あまりやらない臆病猫なので、その威嚇ポーズさえ笑えます。
彼女なりの最大限の抵抗でしょうか…
最後は患部を手で強く押し出し、膿を出すという、かなり痛みが伴う方法でしたが、抵抗することもなく、おとなしく処置させてました。
血小板が少ないため、出血が止まらないリロ。また包帯ぐるぐる巻きにされ帰ってきましたが、昨日より落ち着いた様子で、部屋の片隅にひっそりうずくまっています。

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ずーっとリロと私は似ていると思っていましたが、まったくもって間違っていました。

リロは本当に我慢強い。 泣き言を言わない強い立派な猫です。

ワタシなら、これまでの治療、耐えられないと思います。 おんなじにしてゴメンよ。
私も強くならなきゃ! リロに教えられること、いっぱいです。 頑張らねば(^o^)/~~

2013年2月11日 (月)

リロ闘病記③ (悪性リンパ腫)

開腹手術をしないと決めた日から、毎日、リロの通院は続いています。

毎回お腹にたまった膿を50CCほど抜き、抗生剤を打ち、薬を飲ませてもらいます。

昨日は、かなりの膿を抜いて貰ったせいか午前中は体が楽になったようで、1階の部屋で寛いだり、庭に出て、タムと日向ぼっこを楽しんでいました。

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恐る恐る外に出るリロ

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外の鳥たちのさえずりが気になるようです。

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ボケボケの写真ですが、シャイなタムが初めてのリロへのkissをしにいったときのshot!
私の夢だったのです。そのあともずっと仲良く同じ場所で佇んでいました。

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毛が剃られてしまったお腹は痛々しそうですが、本人(リロ)は暖かい陽射しの中でうたた寝中。

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タムもとっても気持ちよさそうに寝ています。


でも時間の経過とともにぐったりしてくるリロ。
具合が悪くなると顔つきも変わってきます。

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頬っぺたがこけ、目が吊り上ってくると具合が悪いときのサイン。

痛かったり吐き気を催した時にする顔です。

それでも、頑張って食べようとします。

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大好きな鰹節。にんべんしか食べない、美食家さん。
それでも一舐めする程度しかもう喉を通ってはいきません。


夕方以降は吐きたくて仕方ないようで、しきりにトイレ用の砂を食べては吐くリロ。
吐くことも消耗。見ている私たちもつらいです。
吐いた後は脱水症状を起こさないように、無理にでも水を飲ませます。
シリンダーで5CC、そして、1時間後にはまた吐く。その繰り返し。

大好きな缶詰を5~6種類も開けて、食べさせてみても最初の液体を舐めて終了。
それでも食欲は示します。
何か欲しいと手を母や私にかけてくるのです。
一口だけ食べて、そのあとは喉を通りませんが、無駄になっても新しい缶詰を開け続けます。
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なんでも良いから食べて欲しいといろいろなものを買ってきます。
しかし大好きだったヨーグルト、こしあんも、見向きもしなくなりました。


今日からは、血便も出始め、下痢も始まりました。

どうせ吐くのなら、身体に無害な猫用の草の方が良いと先生に言われ、トイレの横に草を置き、それを食べて吐かせます。


今日の診察で、お腹の膿の袋のもっと奥(内臓側)に4センチほどのしこりが出来ていることがわかりました。
お腹中膿で侵されていると同時に、悪性リンパ腫再発です。
二重の苦しみと痛み、熱と吐き気。
せめて吐き気だけでも抑えてあげたいと、今日は吐き気止めの注射も打ってもらいました。

毎日、毎日、何本も体に針を刺され、付き添う私も見ていてつらい時がありますが、まだリロ自身は生きたいと思っていると思うと、対処療法でも緩和治療をしなければ、リロの苦しみがもっとひどくなってしまいます。

今日の通院の後は、吐き気止めの副作用か、もしくは膿で身体が痛いのか(膿の中に出血が多くみられました)、リンパ腫の再発が辛いのか、家に帰って、何度かトイレに入ったあとは、部屋の片隅にうずくまり、一歩も動かず、顔をしかめ、何かから必死に耐えている様子です。
かれこれ、8時間動くこともなく、先ほど水を与え、また再び、部屋の片隅にひっそりとうずくまっています。

時々痙攣をおこしたり、触るのも嫌がる様子でしたが、やっと喉をゴロゴロと鳴らしてくれました。

猫ってこんなに強いんだと、こんなに我慢が出来る子なんだと、尊敬すらしてしまいます。


気持ちが塞がれそうになる時、助けてくれるのはこいつらです(笑)

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癒し犬と癒し猫2匹。
リロの体調の変化に気づきながらも、自由にのほほーんと過ごし、甘えてくれることで、心がほっと安らぎます。


リロの体調た日に日に変化していきますが、最期の時までしっかり見守っていこうと思っています。

2013年2月 9日 (土)

リロ闘病記② (悪性リンパ腫)

昨日いただいた飲み薬の抗生剤は副作用が強く出たのか、うまく1発で薬を飲ませることはできたものの、その後、何度も吐いたリロ。
吐いた後は餌を欲しがりますが、ほとんど食べることはできません。

もう、いよいよかな・・・と感じずにはいられない夜を過ごしました。

そして、今日のリロの診察は、今までの中で一番辛い診察日でした。

今日は今後の治療方針、最期を迎えるときの目安などを聞くために母と父と3人で病院にいきましたが、血を見たり、ドラマなどの手術シーンなども苦手な両親は診察室から逃げて行ってしまい、家族側では私一人でリロの治療に立ち会うことになりました。

昨日と同様、大きく腫れあがった膿を抜き、抗生剤を打つ。
でも、今までの中で一番痛がり、暴れ、それを押さえるのに、必死。

治療が終わった後の先生との治療方針についても、命の期限が間近に迫っているため、かなり壮絶な話し合いが繰り広げられました。

家族の意向と先生側の意向は食い違います。
でも、両方間違っているわけではありません。
先生のおっしゃることがよく理解できるからこそ、決心した『開腹手術はしない』という決断に揺らぎがでます。

でも長期的にみて、やはり、治らないものは治らない。
家族の意向は断固、再手術はしないと決めたものの、何故しないか…という根本はこれ以上、リロに痛い思いや苦しい思いをさせたくなかったからです。

でも、先生曰く、『今が一番リロちゃんにとって苦しく、痛い時です、それを少しでも緩和させてあげたい。それには手術しかありません』

と言われてしまうと、決心が鈍ってくる私がいます。

一人では太刀打ちできないと、逃げた両親を診察室に呼び、再討論。
母の強い意向で手術はしないことになりました。


その代わり、毎日、病院につれてくるのが大変であれば往診もしてくださること。
その間の緩和ケアもしてくださること。
毎日先生がリロの様子を診て、ここがリロの限界と見極めるまで、最期まで診てくださることを約束してくださいました。

先生は先生の立場で私たち家族の様子をみて、もう少し長くリロと一緒に過ごさせてあげたいと思ってくださったのではないかと思います。


本当に家族同然で一緒に生活してきた動物には、もしかしたら、人間以上に強い思いが生まれてくるような気がします。

言葉を交わすことが出来ないかわりに、何がしたいのか、何を欲しているのか、痛いのか、つらいのか、嬉しいのか…、仕草や表情で全てを読み取らなければなりません。
普段の生活の中では大体のことは予測できても、まだ自分が死を目前にするほど危機的状態に陥ったことのない私は、この先リロがどう生きたいのかまでは、わからないのです。
それを必死にわかろうとしてしまう…。

そして、動物には死の概念がないため、つらい時は、そのつらさを乗り越えようと必死で耐える。呻いたりわめいたりすることなく、ただただ耐える。人間とは違う習性をもつ生き物。

『こんなに痛いなら、死んだ方がまし!』
または
『私は痛くても苦しくてももっと家族といたいから手術する!』
と一言伝えてくれれば、私達も迷わずにいられるのですが、そうは都合よくいきません。

生死を分ける選択を全て飼い主が行わなくてはならない。
そして、それが最愛の家族となると、決断がとても難しいと改めて痛感。

病院から出た直後、泣き崩れました。

リロに残された日はもう数えられるくらいだと思います。

顔つきも変わり、食欲もかなり落ちてきました。


気持ちを立て直すにも先日撮り溜めた、リロの可愛いショットを、今日はUPしまーす。

カラーを外してもらって毛繕い中(●^o^●)

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これがストレス解消にもなるのです!

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母の手から餌を貰うリロ。赤ちゃんの時から、食べるときは鼻に皺が寄ってしまいます(笑)

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次は何の餌を貰えますかね?と待ってるときの表情。
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あ、鰹節かな?と母のことを見つめる横顔。
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大好きな母から大好きな餌を貰えてうれしそうなリロ。
優しい表情で個人的に好きな写真です。

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我が家にきたばかりのころの写真はほとんどないけれど、こうやってまた可愛らしい表情の写真が残せて、嬉しく思っています。

ブログに載られる写真は少なくなっていくかもしれませんが、これからも毎日、リロを撮り続けていこうと思っています。

2013年2月 8日 (金)

新たな病魔 (悪性リンパ腫)

本日リロの診察。

ここ2日の様子は? と先生に尋ねられ、真っ先にお腹のしこりのことを話しました。 念入りに触診。 検温。41℃   更に熱は上がっています。

触った感じからみて、手術をした小腸の接合部が悪性リンパ腫によって、再び膨れ上がった訳ではないとのこと。

(では、なんなの?心の中で期待と不安が過ります…)

恐らく、皮膚の直下の脂肪部分が感染症を起こし、腫れている可能性がある。確認するには注射器を患部に射し、内容物を病理検査することで、大体のことが分かりますが、やってみますか? と先生。

まず最初に頭に浮かんだのは「また麻酔?」の不安。

リロは麻酔に対してかなりの肉体的・精神的ストレスを感じる猫。出来れば麻酔は避けたい旨を伝えると、先生も同意。

獣看護師さん二人と私の三人がかりでリロを押さえ、内容物の抽出が始まりました。
太いシリンダーにドクドクと流れてくるのは練乳を濃くしたような色の大量の膿。

術後すぐの感染症や合併症であれば、もっと前に膿始めているはず。体内の何処かにあった細菌が、炎症を起こし大きな膿の袋を作ってしまったらしい。

けれど、先生も初めての経験らしく、かなり困惑している様子でした。 取り敢えず、30CCは採取出来たと思われる膿。

一度針が詰まり、もう一度針を交換して再度採取。反対側のお腹も念のためと、採取を試みるも出てくるのは、鮮血だけ。

かなり太目の針を何度もお腹に刺され、その度に鳴き声をあげながらも、暴れることもなく治療を受けるリロ。 本当に偉かったよ。

そのあとの説明では、このまま放っておけば膿が体内中に広がり、大規模な炎症を起こし、更なる高熱で衰弱死することは免れないこと。
それを回避するためには開腹手術を早急に行い、お腹の中の膿を全て洗い流さなければならないこと。

「開腹手術」 その言葉を聞いて、背筋が凍りつく私。

今日これから抜糸をしようとしている体にまたメスを入れなくてはならないなんて。
残酷すぎます。

この症状は悪性リンパ腫の仕業ではなく、また違った病状がリロに重大な症状をもたらしている。 悪性リンパ腫の治療より先に先手を打たなければ、悪性リンパ腫で宣告された余命より更に命が縮まる。と…。

外科的な治療を行わず、内科的治療(投薬)にした場合の具体的な命の期限は、あと一週間以内。

はっきり言って頭の中は真っ白になってしまいました。
手術をして助かるのなら、もう一度開腹する価値はあるのかもしれません。 でもリロには悪性リンパ腫という魔物がもう体の中に住み着いてしまっています。 やっと閉じたばかりのお腹を切っても、膿がでて炎症が治まるだけで、悪性リンパ腫は治らないのです。 どちらにせよ助からない命。

医師という立場上、どうにか最短で最善の方法で治療を進めたい。それはとてもよくわかります。

家族内で長い討論をし、抗がん剤治療もやめる決意をしたばかり。
なのに、また手術をするか否かの選択をすぐにしなければならない重責。

一度家族で話し合うと告げたものの、先生には 「昨日このしこりを見付けた段階で、悪性リンパ腫の再発ではないかと家族で話した時に、もうこれ以上、リロの体に傷をつけたり 苦しませる治療はやめようと決めたところでした」 と伝えると、先生も理解してくれたようでした。

今までの抗生剤では効いていない。それ以上強い薬はかなり飲ませにくい錠剤しかありませんでしたが、取り敢えずトライしてみます。とお薬を頂きました。

明日は、膿がたまって腫れ上がっている部分に直接皮下注射で何ヵ所も抗生剤を投与し、これ以上の炎症の範囲を抑えるという対処方法をとることになりました。 また痛い思いをさせてしまうけど、手術よりは辛くないから。我慢してね、リロ。

来週14日、バレンタインデーの日は父も私もそれぞれの持病の通院と検査があり、半日がかりの外出が免れません。 私の場合、主治医が月に1~2回しか来ないためどうしてもこの日の診療を外すわけにはいかないのです。

私の勝手な我が儘ですが、どうかリロがこの日まで元気で過ごしてほしい。 それ以上頑張れとは言わないよ。 リロの命が10歳で終わってしまう運命なら、それは受け入れます。

無理に薬や手術で延命させようとは思わない。

でも、最期は同じとき、同じ場所で過ごしたい。 神様でも、仏様でも、奇跡でも何でもいいから、だれか私の頼みをきいて欲しい。 最後の瞬間を家族みんなで見守りたい。 その願いだけ、叶えて欲しい。
悪性リンパ腫と、膿で体は辛いはずなのに、側に近づくとこんな風に甘えるリロ。

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今は同じ部屋にいても視界に誰もいないと探し回り、見付かるとほっとした表情でまた眠りにつきます。 10年過ごして初めてのリロとのツーショット camera 私以外カメラ使えない家族なので、殆んど私と動物の写真はありません。 私以外の家族との写真はいっぱいあるのに。

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無理に抱いたので嫌がっとりまーす でも、一枚位はあっても良いよね。 許してリロさん。 覚悟決まったと豪語したのに、まったく出来ていないワタクシでした。

2013年2月 7日 (木)

リロ闘病記 (悪性リンパ腫)

一昨日、3日振りの診察に行ってきたリロ 文書にて改めて「悪性リンパ腫」の結果を見ると、ショックな気持ちは隠しきれませんでした。

そして、たった3日で40℃を超える熱が出てしまったこと。 吐き気はあるものの、嘔吐も少なく排便もきちんとしているということは、手術の癒合は出来ているはず。 なのに、これだけ熱が上がっているのはリンパ腫の影響が大きいとの見解でした。

家族全員が全身全霊でリロのサポートをしていることを悟った先生から、リロをもう少し行き長らえる方法として抗がん剤治療の説明も丁寧にしていただきました。 でも不治の病であるリンパ腫の抗がん剤治療は、副作用との闘い。

出来るだけ苦痛を少なく、家族のもとで、せめて精神的にだけでも豊かな時間を過ごさせてあげたいという家族の意向を伝え、先生も了解してくださって、2週間効き目の持続する抗生剤だけの注射で、診察は終わりました。

「好きなもの、食べたいものは何でも食べさせてあげてください。」 今までタムにしてもリロにしても食事の管理に対しては物凄く小うるさかった先生からの言葉。 もう長くはない。そう悟らずにはいられませんでした。

持病の腎臓疾患も抱えているので、以前は大好物のにんべんの花鰹節もずっと与えずにいました。カリカリも胃の負担が大きいからと止められていました。
それらも全て解禁。 食べたいものを食べられるようになって、リロは幸せそうな顔をすることが増えました。

自分の体調が分かっているのか、以前は丸飲みしていたカリカリも歯ぎしりのような音を立てて咀嚼して、ゆっくり食べます。
寝るときも胃より首の位置を高くして、吐き気を抑えるかのような体勢をとって眠るようになりました。


淋しがり屋のくせにベタベタと触られるのが嫌いで、一定の距離感を保ちながら、家族と共存していたリロが、数日前から、撫でられることを歓び、枕がわりに私の脚の上で寝るようにもなりました。

10年一緒にいて母にもしない初めての行動です。 これだけ馴付いてくれたことがこの上ない幸せと感じると同時に、苦しさや痛さから甘えているのだと思うと切なさが込み上げます。

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赤ちゃんの時にしかしなかったおっぱいふみふみも復活。 布団の下には私の脚があります(笑)

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かなり長い時間ふみふみをしながら、同時に喉を鳴らしている姿は、リロの赤ちゃんの時の光景そのもの。

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そして暫くすると、落ち着いた様子で脚の上で眠ります。 私にとってはかなり重く辛い姿勢ですが、幸せな時間でもあるのです。

リロの体調は日替わりで良くなったり悪くなったり。 昨日からは体力が落ちたようで殆んど寝てばかり。でも吐き気はどんどん強くなっているようで、オシッコ用の砂を食べる頻度も一時間置き位に短くなりました。

そしてたまに吐くことも。 辛いのか、吐いたあとは絨毯を掻きむしる等気性も荒くなります。 便もスムーズに出ないことが増え、気張っても踏ん張っても出ないことに癇癪を起こしたり。 少し歩かせてみたり、水を飲ませてみたり、腸が動くよう多少の手伝いはしますが、私にできることはただただ見守るだけ。 もどかしい時間も増えてきました。


明日は抜糸の予定。 うまくいけば、全て糸をとり、カラーも外せますが、蛋白の少ないリロの体は傷口の塞がりが悪く、一部分はまだ取れない可能性も。


更に大きなショック。 今日、ぐったりしながらも私と母に甘えまくり大きな傷口の残るお腹を出して、私の手を枕にゴロゴロと喉を鳴らし続けるリロ。

そのお腹にゴルフボールより大きな丸いしこりが傷口の右側にポッコリと浮かび上がっていました。 そっと触ってみても明らかに違和感のある硬い膨らみ。

癒合し始めている小腸が再び膨らみ始めた可能性大です。 抱き抱え、真っ直ぐに体を伸ばし見直しても片側だけ、大きく腫れ上がっています。 まだ前回の手術の抜糸すら終わってないのに… こんなに速いスピードで腫瘍は膨れ上がるのでしょうか…

先生からの説明通りです。

覚悟はしているものの、もう少しゆっくり、あともう少し一緒にいたい。そんな感情が溢れてしまいます。 明日の診察で現実が明らかになります。 それまで穏やかな気持ちで過ごしたいと思います

2013年2月 4日 (月)

今日の庭での光景 (悪性リンパ腫)

今日は太陽が出ないと天気予報では言っていたけど、午前中は暖かな陽差しが射しこんでいました。

そんな日は、動物たちも外で日向ぼっこ。

2歳のやんちゃ坊主、シロはほとんど外で過ごしています。
でも餌だけはちゃんともらいに。
そしていつもお父ちゃんのノンちゃんの近くにいます。

お腹がすいたよー
と窓を覗いたので、缶詰とカリカリを。

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食べるのへたっぴなシロさん、お皿からいっぱい餌をこぼしながらもがっついております。

お腹がいっぱいになると、庭かくれんぼしたり、寛いだり。

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寄り目がちのお目目ですが、ブルーでキレイなんです。

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段々男らしい顔つきになってきました。

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木陰に隠れてかくれんぼも大好き。

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そんな姿をノンちゃんは見守っています。


玄関の前ではリロが日向ぼっこ。

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太陽の光が前面から注いで、まぶしそう(笑)

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でも長ーい、尻尾も穏やかです。


昨年作った寄せ植えの花たちも暖かくなってきたせいか勢いよく咲き始めています。

今はビオラが全盛期

このクシュクシュっとなった花びらのビオラお気に入り

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一度花が終わってしまった初恋草もまた咲き始めました。

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去年の5月の両親の結婚記念日に購入したミニバラも一輪キレイに咲いています。

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さてはて、これからお天気傾く前に、タムの散歩に行ってきます!

気遣い猫、ノンちゃん

リロの告知を受ける前は、1階の母の寝室で、リロと母が同じ布団、そしてノンちゃんとシロが同じ布団で寝ていました。

キャットドアを付けたことで出入り自由となったノンとシロは気ままに外に遊びに行ったり、部屋でお昼寝したり。

気温が下がる夜は必ず部屋に戻り、1人と3匹で仲良く寝ているのが母の寝室での光景。

でも、リロが余命宣告を受け、手術をして戻ってきた日から、安全な隔離出来る部屋を用意したほうがとの指導もあり、急きょ私の部屋に母とリロが引っ越してきました。

手術から1~2日は部屋から出さず、寝ていることが多かったリロですが、3日も過ぎると自由に動き回りたいと、要求。
先生に相談の上、家の中を自由にさせてみると、10年間過ごしていた母との寝室にノンちゃんとシロが寛いでいたのです。

カラーを付けている姿を見て、驚いて逃げたのはシロ。ちなみにタムも逃げました(笑)
でもノンちゃんだけは、リロに静かに近寄り、50cmくらい離れた場所で見守っています。

病院に連れて行く前、具合が悪そうだったリロをいち早く気付いたのは実はノンちゃんなのです。

背中やお腹が痛いのか、むくっとリロが起き出すと、離れて寝ているノンちゃんも起き出し、リロにつかず離れずの距離までやってきます。そこでじーっとリロの様子を観察。
リロが体勢を変えて寝入るのを確認してノンちゃんはシロのいる布団の上に戻って眠るのです。

そんな光景を何度となく見かけました。

そして今回手術から戻ったリロを見て、何かを感じたのでしょう。
物わかりの良いノンちゃんはその日以来、シロを連れて去年まで居た、外に設置してあるノンちゃんハウス(父作・ホットカーペット付き)で寝るようになり、ほとんど部屋に戻らなくなりました。

可哀そうになった母と私は、理解できているか否かはわからないなりに、ノンちゃんに事情を説明(笑)
今はさびしい思いをさせてしまっていること。リロは大手術を受けて苦しいので2階の部屋で過ごしていること。下の部屋は自由に使っていいこと。など…

すると次の日から、ノンちゃんだけは家の中で寝るようになったのです。

夜の1時ごろ、リロは最後のトイレと食事、水を飲みます。
それが終わると私も歯磨きなど寝る支度をしに1階の部屋におります。

その時、母の寝室を覗くと、こちらを見てノンちゃんが待っているのです。

人が大好きなノンちゃんはその時間になると、誰かしら降りてくることを期待し、撫ぜてもらうことを楽しみにしてます。

当然、放ってはおけない母と私。
順番に撫ぜ撫ぜtime。
ブラッシングを15分くらい。
その間、私の話を聞いてもらいます。
リロには言えないこと。ちょっとした愚痴なんかも。

話しかけられることが大好きなノンちゃんはうっとりとした顔で、布団中転げまわり、空中おっぱいふみふみをします。

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反対の手はしっかり布団をふみふみ。
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ノンちゃんの背中には天使の翼のような白い模様がちょうど首元の真下に左右対称にあります。この翼を私は『優しさの翼』と呼んでいます。
面倒見の良い、賢い、人懐っこい優しい猫、ノンちゃんです。

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眠そうですが、優しい顔。
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ひとしきり撫でてもらうと、そのまま目を閉じ深い眠りにつくノンちゃんなのでした。
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今はリロのことが第一優先で生活していますが、他の子達がいるお陰で、気持ちが塞ぎ込んだり、悲しくなる気持ちを緩和させてもらっています。

動物を飼うことは命を預かること。
決して可愛いだけでは育てられません。
でも、この子たちのおかげで私たち家族は明るく過ごせていることも事実です。

リロのことが発覚してより、全ての動物たちへの愛情が深くなりました。

それぞれ個性の違う4匹と楽しみながら、今後も生活していきたいと思う今日この頃です。

写真。 (悪性リンパ腫)

アクセサリー撮影用に清水買いしたデジイチ。

今は完全に動物撮影用カメラと化してます(^_^;)

リロが最初に余命宣告を受けた時、空いた時間にしたこと。
それは、かつての写真のデータ探しでした。

リロを飼い出したのは10年前。
まだ、現役でT島屋の社員として働いているときでした。

昇進したことのプレッシャーや焦燥感、そして職場の仲間はあくまで仲間であって友達ではない。そんな孤独感を抱えながら仕事に飲みに毎日毎晩遅く帰っているころ、冬の賞与がでたばかりの早番の夜、ふらっと立ち寄ったペットショップで一目ぼれして家族の相談もなしに突然買ってきてしまったのがリロです。

日常生活は朝から夜中まで外、休みは寝てるか、休出か、夜から遊びに出るか…
そんな生活をしていたので、リロの世話は母にまかせっきり。
当然、私はリロのママにはなれず、うちの母がリロのママとなりました。

そして、そんな生活ばかりしていたので、リロの子供のころの可愛い写真がほとんど見当たりません。4年くらい前からコンデジを購入し、アクセサリーや動物を撮ってはいましたが、写真があまり好きでないリロの写真はタムに比べてとても少ないのです。


その2年後に買ってきたゴールデンのタムは仕事を辞めてから飼った犬。その頃デジカメなんぞは持っていませんでしたが、当時バカチョンと呼ばれたインスタントカメラで小さいころのぬいぐるみのようなタムの写真が沢山撮りためてありました。


全ての写真をひっくり返し、眺めているとその当時の心境や状況、忘れかけていた想い出まで全て思い出します。
動物たちへの思いももちろんですが、個人的な背景も。


普段は見返すことが少ない写真でも、いざという時、あるかないかで心の引き出しから出てくる感情や思いがまるで違うことを今回改めて感じました。


今日あたりからすこしずつ食欲が落ち始め、寝ている時間が増えてきたリロ。
もうすでに、苦しみへと突入しはじめているのかもしれません。

でも、リロは頑張って生きています。
一時に比べたら顔つきも元気元気。

今日はキャットポールに登って、さらにもう一段上を狙えないかと企んでるリロのshotです。

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結局カラーが邪魔で断念してましたけど(●^o^●)

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動物には死の概念がないそうです。
生きるために食べる。
生きるために、身体を休ませる。自ら命を放棄してしまうようなことはしません。
苦しくても痛くてもじっと体を休め温存させ、回復しようと自分で闘っているのだそうです。


小さいころのリロの写真は私のせいであまり撮ることが出来なかったけれど、生きてる証しである元気な姿をたくさん撮り続けていこうと思っています。


リロに限らず、タムもノンもシロも。


今日は久しぶりにタムのシャンプーをしました。

昨日鍼治療を受けて、腰痛緩和されたので、今がチャンスといわんばかりに。
メタボ犬タムのシャンプーをいつも父と二人で行うのですが、最近太らせてしまった分(只今ダイエット中)身体の体積も増えて、ゴシゴシ洗うのも一苦労。でも、部屋から布団から丸洗いしてしまうタムのシャンプーは、終わってしまうととても気分がよく、あー出来て良かった。と家族中で安心します。

シャンプー後は、ライオンのたてがみのようにふっさふさになるタムの毛。
より体が大きく見えます。

2階にいるリロを追いかけようとしたところをパチリ。

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二階行きたいんですけど...

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やっぱダメですか?

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僕が暴れると部屋中ぐっちゃぐちゃにしちゃうから…諦めます(T_T)


そんな顔でしょうか…


夜1時をまわると寝る支度に降りてくる私を狙って待機してるノンたちの写真を次回はお届けしまーす(笑)

さて、これから、リロの薬飲ませtime。
吐き出さずに飲んでおくれー。

2013年2月 2日 (土)

現実。 (悪性リンパ腫)

リロの手術から約1週間。

流動食の他にリロの好物である缶詰も食べてよいと許可も出て、今日までの間に4回の排便。

通院での検温の度に1分ずつあがる熱が気掛かりではありましたが、家では愛くるしい表情を見せ、天気の良い午前中はタムと玄関先で日向ぼっこするなど、発病する前のリロに近い行動が戻ってきつつありました。

でも、やはり大手術を受けた後の身体はそう簡単には回復せず、吐き気をもよおし、おしっこ用の砂を食べたり、通院後のストレスで興奮状態になると錯乱めいた行動をとるなど、目が離せない時間は続きます。

昨日の通院で術後1週間目の採血。
白血球の値は減っていたものの、正常値をまだ大きく上回っており、その他、赤血球、血小板、アルブミンの値は低下。かなりの貧血状態でもありました。

手術自体は成功しても、まだどこかで炎症をおこし、出血が続いているであろうとの見解。

ただ、手術時の腹水は陰性であったことが家族にとっても、先生にとっても救いとなる結果でした。

通院におけるリロのストレスが大きいことを考え、自宅で抗生剤を投与する方法に切り替え、2~3日に1回の通院となったリロ。
久しぶりに病院に行かなかった今日は自由気ままに家の中を歩いたり、暖かい陽射しの射す布団の上でお昼寝したり。

先週の火曜日、始めて大きな腫瘍が出来ていること、放っておけば衰弱死か腹膜炎を起こし、残された日々があとわずかと宣告されてから、手術を決め、その後毎日の看病と監視生活で、私も母も体がへとへとになりつつあり、ついに昨日は腰の痛みが悪化し寝込んでしまった私。

このままでは、リロの看病どころか日常生活すら送れなくなる恐怖を感じ、リロの通院がない本日、カラダのメンテナンスのために鍼治療に行ってきました。


身支度を整え、あと少しで出かける…という時に携帯電話に病院から電話が。

リロの病理解剖の結果が出たという主治医の先生からの連絡でした。

結論からいうと『悪性リンパ腫・多臓器への転移あり』

リロに残された、治療方法は延命治療の抗がん剤かホスピス治療の二者択一。

もう手術は不可能です。
抗がん剤治療を続けたとしても余命は半年。

その間、毎週採血、輸血、抗がん剤を生きている間中、病院に通い続け、激しい副作用を伴いながら、ただ命だけを延命させる治療です。
ごくごく稀に、1年から2年延命が伸びるケースもあるそうですが、その間もずっと抗がん剤治療は続きます。


もうひとつは痛みや苦痛を取り除きながら、残された命を家族と共に生きるホスピス治療。
苦しみは軽減されますが、身体の中にがん細胞が残っている以上、今の元気な姿もジェットコースターを急降下するように、衰弱していくそうです。

ホスピス治療にした場合、発病から最長で余命3ヶ月。
リロの場合、恐らく12月の半ばから、病巣はでき始めて1月に悪化、1月半ばには一切飲まず食わずになってしまったことから、すでに、発病から1ヶ月半が経過しているものと予測されます。


リロに残された命は長くても後1ヶ月半。
その後半は苦しみと痛みで衰弱も激しくなるそうです。

小腸を切り取り、きちんと癒合した部分も、時間の経過とともに、また膨らみ始め、腹膜炎を起こし爆発する…という危険も考えられます。


結果的に先生の初診時の見立て通りの結果となりました。


それでも、先生が最善を尽くし手術を執刀してくださったことで、消えかけた命が短くても息を吹き返し、私たち家族に愛しい姿を見せてくれたことは間違いありません。
そして、誠心誠意、リロに向き合い、愛情をこめて付き添っていられたことで、彼女との意思疎通も今まで以上に図れるようになりました。

あのまま手術をしなければ、もしかしたら、今頃はもう消えてしまっていた命かもしれません。

私たちにペットという家族を最大限に愛する時間を与えてくれた先生、そして大手術を乗り越えてくれたリロに心から感謝しています。

余りに順調に回復をしていく姿をみて、もしかしたら、癌ではないのでは?と、奇跡を望んでいた部分も否めません。なので、今日の先生からの告知という現実は大きな衝撃が胸を突き刺しました。

私たち家族は、延命治療の選択はしないつもりです。
あとどれだけ、愛くるしい、可愛い仕草のリロと一緒に過ごせるかはわかりませんが、最期まで、精一杯愛し続けようと思います。


リロの容態が落ち着いたら、新作の制作も始めようと思っておりました。現に少し始めてはいるのですが、今日の先生からの告知を聞き、リロが最期を迎えるまで、しばらく活動をお休みしようと思います。

ネットショップは開店しておりますが、新作はもうしばらくお待ちいただけると幸いです。

お修理品などのご相談はいつでも受け付けております。

皆様にはわたくしごとで大変ご迷惑をおかけしますが、後悔の残る最期を迎えたくないため、リロの治療と看護に専念させて頂きたいと思います。


最近撮った私の一番のお気に入りshot。
元気なうちにたくさん想い出となる写真を撮りたいと思います。

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