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2013年1月26日 (土)

リロ、手術からの生還② (悪性リンパ腫)

自宅に戻ってくるなり、リロのした行動とは・・・

家中の匂いを嗅ぎまわり、うろうろと重い下半身を引きずりながらもかなりのスピードで歩き回ります。

10年間寝室にしている母の部屋に母と二人で呼んでも一向に入ってくる気配はありません。
玄関、お風呂場、台所、ついには2階の階段までのぼり始めました。

落ち着ける場所を探していること、そして、大きな手術をされた自分が今どんな状況に置かれているのか分からず、精神的にかなり錯乱していることが見てとれました。

かつて、嫌なことがあると2階の物置部屋で寝ていた経験もあることから、そこに行きたいのかと思い追いかけると、逃げるように階段を急降下。
階段3段飛びで、着地。→失敗。
下半身に大傷を抱えているリロにとって、自分の思うように身体は動きません。

それでも、今度はテーブルの上へジャンプ。→失敗。
背中からドスンと音を立てておっこちました。

お腹の中の小腸の縫い合わせがくっつくかどうか、ただでさえ不安を抱えた体なのにもかかわらず、この動き回りっぷり。
いい加減、これはやばいと取り押さえ先生に連絡。

ゲージの中では狭すぎるので、高いモノがない、自由に行き来が出来ない部屋があればそこで隔離してくださいとの指示。

急きょ、私の寝室がリロの回復室へ変更になりました。
でも普段ほとんど入らない部屋。リロにとっては落ち着きません。
ドアをカリカリとひっかき、絨毯を掘るように、掻き毟り、私を睨みつけるように『開けて』と鳴きわめきます。
母と、心配で様子を見に来た弟と3人でなだめすかしてもまるでいうことを聞かず、どこか逃げ場があるのでは・・・と、部屋中を徘徊。


まったく予想外の行動に家族一同驚きが隠せません。

これ以上体力を消耗されては、回復も遅くなるのでは・・・鳴き続けでは、喉が枯れてしまうのでは…。大きく腸を切っているので、水を飲ませるのも翌日の午後12時以降までNGと言われている以上、とにかくリロが諦めて眠ってくれることを待つばかりでした。

ようやく落ち着いたのは家に帰ってきて丸4時間が経過した午後11時過ぎ。

母も2階の私の部屋で寝ることを決め、下の部屋から新しいシーツを持って敷き始めたとき、そのシーツの真ん中で身体を横たえました。

どっと疲れがでますが、これで一安心。

しかしリロは横になっても眠ることは無かったため、朝まで母と私が交代でリロの様子を観察。その間6回トイレにも行き、そのたび、布団を掛け直してやります。


朝になるまでは大人しくしていてくれ、私は食事の支度をしたり、普通の生活を少し取戻しつつあったのですが、暫くするとリロのいる部屋から母の叫ぶような声。

リロがおしっこ用の砂を食べ始めたのです。
それも何度も。

後から先生に聞いてみると、それは術後に気持ちが悪くなった時、なんでもいいから口の中にモノを入れたいと思う動物の本能的な行動らしいのですが、その時はわからず、とにかく阻止することに必死。

お昼を過ぎたら水を飲ませても良いといわれていたので、喉が渇いているのかもと思い、注射器で水を口に含ませるとぐびぐびと喉を鳴らし、飲み干してくれ、その後私の周りを2周ほどまわり、ゴロゴロと体を摺り寄せたあと、深い眠りについてくれました。

その時の顔です。

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とても安らかな顔をしています。

夕方7時に先生が外出から戻り、特別診察をしてくれるまでの間、何度か目覚め、砂を食べようとする奇行は続いたので、ほとんど目が離せない状態ではありましたが、それ以外大きなハプニングもなく、元気そうな顔をしてよく眠ってくれていました。

夕方点滴と抗生剤と検温をしていただいた際には、熱が39.2℃まで下がっていたことが先生にとってもとても嬉しい結果のようで、このまま熱が下がり、明日からのミルク、その後の流動食、そして通常の食事を食べ、少しでも体重が増加することがまず最初の回復の目安。

そして、胃腸が動くことにより、正常な排便が出来るようになるとかなり回復の見込みが出てくるとのことでした。

合併症を発生させないことや縫合した小腸がきちんと癒合するためにも、体内に十分な栄養素が取り込まれることが一番大事。

今後は明日からのリロの食欲に、生きる気力に期待するほかありません。

まだまだ油断はできない状態で5日間は張りつき看護が続きますが、皆様から頂いたエール、そして家族の愛情がリロに届き、リロの生命力に繋がってくれることを祈り続けます。


ブログ、FBに記事を記載したことでたくさんの方からの応援エール、励ましの言葉を頂戴致しました。個別に連絡をくれた友人、相談にのってくれた友人。
本当にたくさんの方々のエールがリロに届き、長い大手術を乗り越えてくれたこと、また支える私たち家族の大きな励みになりました。

心より御礼申し上げます。


また容体が落ち着きましたら、個別にお礼のメッセージをいれさせて頂きます。

リロが自由に部屋を動き、いつもの愛らしいわがまま振りを発揮してくれることを祈ってこれからもうしばらく見守っていこうと思っています。

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