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2012年12月26日 (水)

2012年 出会いと別れ

ひどい腰痛に悩まされ、ひとりで入浴もトイレにも行かれなかった毎日を過ごしていた去年の今頃から1年。
長いようで、あっという間の一年でもありました。

昨日Xmasが終わり、いよいよ年の瀬。


私にとって2012年はとても大きな変化のあった年になりました。
周囲から見れば些細なことかもしれないのですが、ここ数年臆病になってきたことを自ら克服しようと立ち向かった年。


①自分の病気と向き合うこと。自分を見つめ直すこと。そして闘うこと。
②かつてできていたことが出来なくなっていて、ずっと諦めていたことへの挑戦
③新しいことへのチャレンジ。


ひとつひとつは大きなことではないのですが、
これらを一度に行おうとしたとき、とても大きなエネルギーがいりました。

半年以上寝たきりの生活で、身も心も衰弱していた時に、委託販売の中止の決断。
そこからまた作ることの楽しさを再認識。
自分の病気を話した上で、半年以上お休みしていたギャラリー秀マルシェの活動も再開させて頂きました。

皆さんがとても暖かく迎い入れて下さったこと。
より純粋に作品作りに気持ちが集中したこと。半年前のことですが、この第一歩が私にとって大きな一歩へと繋がりました。


そして新たな挑戦や出会いも。
かつて14年余り百貨店の社員として働いていたころは、後輩の指導、チームプレーが得意な方でした。自分のもっている情報を後輩に伝授して同じ志をもって仕事を進める。
それが私の働く上での生きがいと遣り甲斐だったように思います。

それが、仕事を離れて、ひとりで制作活動を続けることにより、気付けば出来なくなって、苦手意識が強くなってしまっていました。
それを克服したい。
好きなことなら出来るかもしれない。
そう思って始めたのが、マルシェで行われるワークショップの講師でした。

特別な資格など持っていませんでしたが、ハンドメイドの楽しさを興味を持たれた方と分かち合いたい。
その気持ちだけで準備を進めます。
お客様が集まるか、きちんと教えることが出来るのか、人一倍緊張する私は開催前に心臓が破壊しそうなほど。

でも、周りのメンバーの励ましや、カテゴリーは違えどそれぞれがそれぞれの分野で頑張っている姿を見て、最後まで頑張ろうという力を頂きました。

意外に本番には強いワタクシ、それまでの心配は嘘のように楽しく当日を迎えることが出来、参加された皆さんの笑顔を見るとそれまでの疲れが一気に吹き飛ぶほどでした。



12月16日でPietra pietraは3周年を迎えることが出来ました。
その間、お休みしてしまう時期もありましたが、それでも辞めずに続けてきて本当に良かったと思います。

3年前のネットショップ立ち上げの後押しをしてくださったのが、当時からお世話になっていたアロマセラピーサロンの楠さん。
Pietraショップがオープンして間もない4月~5月にBlueMoonの8周年記念のコラボとして1ヶ月の展示販売をさせて頂いたのが、初めての委託販売です。

そこで初めてのPietraファンになって下さったお客様もできました。

月や星、ルビー、インカローズが大好きで、リクエストを頂いてはお好みに合う石を探しにいろいろ駆け巡ったり、問屋に問い合わせをしたり。
お好みの石が見つかるとご連絡。オーダーの依頼が入ります。
イメージのみのオーダーもあれば、具体的な色や形のオーダーも。
何度もメールでやり取りをしながら、ご希望の作品を仕上げていく過程がとても楽しかったですし、届いた作品を着用して画像を送って下さることが何よりとても嬉しかったです。

何時だったか、オーダー頂いた作品のやりとりで
「この石で○○を作ると○万円超えてしまいますけど…」と通常の作品より何倍も高い金額になってしまうことをお伝えした時

「田村さんが作ってくれるものに付加価値があるのだから値段は気にしなくていいです。田村さんの思うように作って下さい」
と言われた時、嬉しくて嬉しくて涙が溢れました。

それくらい、Pietraの作品をお守りのように愛してくださっていた方です。
段々と、お客様と制作者の垣根がなくなって、直接会いに伺ったり、個人的な内容のメールを何度となく繰り返したり。気付けばただのお客様とは呼べないくらいとても大事な存在になっていました。

とても多忙な方で、カラダに鞭を打って仕事と家庭を両立させようと懸命に生きていらっしゃった方でしたが、ついに体力の限界が来たと、昨年仕事を辞められて。
そして間もなく癌告知を受けられました。
私と歳は5歳しか変わりません。

その方の訃報を受けたのが、マルシェ&北欧祭の3日前。レザーコードのワークショップ講師を行う直前でした。

ご連絡をくださったのはBlueMoonの楠さん。
亡くなったのはその前日だったとか。
私はその日、原因不明の過呼吸症候群の発作に一日苦しんでいました。
ワークショップを目前にした緊張かもしれないと自分に言い聞かせてはいましたが、どうやら何かが違う。もしかしから、その方の最期のお別れを少し共有したのかもしれないと後になって感じました。(決してスピリチュアルな勘が異常に強かったり、何かがみえたりするわけではないのですけど)

驚きと悲しみに狼狽する私を電話口の向こうで諭してくださったのは楠さんでした。
「田村さんのアクセサリーが人一倍好きだったTさんに恥じないように、自分の仕事を頑張りなさい…」
私はお香典を楠さんに託し、告別式であったその日のワークショップ精一杯やり遂げました。

きっと、Tさんが近くで見守って下さっていたのだと心から信じています。

Tさんとのメールでのやり取り、作った作品の画像の数々、いまでも消してしまうことはできません。それくらい想い出が多く、私を励ましてくださった方でした。


そんな大きな切ない別れも経験しましたが、新たな出会いもたくさんあったのが今年です。
同じBlueMoonで2回目の展示販売を行った際、いままでお顔を存じあげることの無かったお客様と別のイベントでお会いすることが出来たり、facebook上でつながりになったお客様がお友達を連れて、遠方からわざわざお越しくださったり。

仕事を辞めてしばらく疎遠になっていた方に連絡をとって再会を果たしたのもつい最近のことです。

人との出会いはこうやって巡り巡っていくものなのかもしれない、
そう感じずにはいられない1年でした。

ゆっくりとしたペースではありながら、たくさんの人に支えられ今の自分があること、そしてアクセサリーの制作活動が出来ていることに感謝しています。

沢山の作品を一度にたくさん生み出すことはなかなか出来ないのですが、それでも私の作品を気に入って下さる方がいらっしゃる限り、細く長く活動を続けていきたいと思っています。

最後に、Tさんのことは一生わすれません。これからは安らかに身体をゆっくり休めてくださいね。そして、近くで見守っていてください。
沢山の想い出をありがとうございました。


Tさんに作った作品の中で一番のお気に入りです♪
20121226
今年ももうわずかですが、最後まで悔いのない毎日を過ごし、新年を迎えたいと思います。



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